劇団ショウダウン「パイドパイパー」
2015年9月5日(土)
劇団ショウダウン 「パイドパイパー」@あうるすぽっと
【出演】
林遊眠(劇団ショウダウン)
流石鉄平(超人予備校) 上杉逸平(イズム) 尾崎秀明(メインキャスト大阪)
山口敦司 根本沙織 小野村優 真壁愛 今井つづる(Artist Unit イカスケ)
宮島めぐみ(劇団ショウダウン) 飯嶋松之助(KING&HEAVY) 伊藤駿九郎(KING&HEAVY)
為房大輔(劇団ZTON) 小出太一(劇団暇だけどステキ) 中川 律
仲井大和(男前ファクトリー) 三好健太(劇団ほどよし)
青山莉緒 佐竹仁(お笑いサタケ道場)
【あらすじ】
時は13世紀、西暦1284年
とあるヨーロッパの街で笛を吹いた一人の笛吹芸人。
子供たちを集め、どこかへ消えた伝説のトリックスター。
目的も、正体もわからぬまま、物語だけが残され、
そしてそのミッシングリンクは千年後の未来に甦る。
歴史の陰にその姿を見せる謎の笛吹。
戦争の中で、平和の中で、王宮で、死の間際で、
そして生誕の傍らで何かを探し求める彼ら、彼女らは、
いつしかこう呼ばれていた、
笛を吹く者、『パイドパイパー』と。(HPより)
初見の劇団。昨年の林遊民さんの一人芝居が評判良くて観たかったが都合がつかず悔しい思いを
したので、今回楽しみにしていた。
あまり得意じゃない壮大な歴史ファンタジー物。
結論としては、ちょっと残念ではあった。
まず長い(2時間30分位)ので、疲れてしまった。
劇中で進行役がいるのだが、説明口調が多くて間延び感がしてしまった。
色々詰め込みすぎで、もうちょっとコンパクトにしても良かったのではと感じた。
あと個人的に海外の名前が苦手ってのもあるのだが、相関図が入ってこず誰が誰だかよく分からない
まま進んでしまった。(自分の理解力の無さが大きな原因だと思うが)
あと、台詞が入ってこなかったな。
会場が大きいから?展開がスピーディーだったから?
役者さん達は熱演だっただけに、理解出来なかったのは残念。
やろうとしてることは、壮大なファンタジーで理解出来れば楽しめたのかなとは思う。
あとは、何と言っても林遊民さんの存在感は半端なかったな!
何というか場が締まるというか引き込まれる魅力があった。
ラストは良かったと思う。(なおさら間延び感を感じてしまったのが残念)
もう少し小さな箱で次の公演を観てみたいと思った。