ニューカッスル
演劇観劇以外にも好きなことも書いてみよう。
ニューカッスルを好きになったのは、2002年の夏だった。
それまでは、Jリーグ(レイソル)のみで特に特定海外クラブのファンではなかった。
(当時は、プレミアよりセリエAの方をよく見てた記憶)
そんなやつが何故あまり日本では有名でないプレミアのチームを好きになったのか?
(とはいっても当時はCLとかELも出れる程の実力はあったので、
強豪だったんですけどね。今では。。。)
それは、ウーゴ・ヴィアナ(HUGO VIANA)がニューカッスルに入団したからである。
ウーゴ・ヴィアナ?
誰??
って思う方がほとんどかと思うが、当時は将来を嘱望されたポルトガルの若手選手でした。
(ルイコスタの後継者みたいな言われ方をされる程)
当時のプレミアのクラブが10代の史上最高金額の移籍金だったという事実で期待値が
分かると思います。
(翌年、あっさりと同郷のロナウドに抜かれましたが。。。)
何気なくスカパーでやってるツーロン国際大会を見ていて、一人の左利きの10番に
目を奪われました。それがヴィアナでした。
洒落たパスやFKで何となくエレガントでスゲーなと好きになりました。
その時点でニューカッスルに移籍が決まっていたのかは覚えてませんが、
その年からプレミアを見ることにしていたので何となくニューカッスルというかヴィアナを
応援してみようと考えて見始めたのが始まりでした。
(ちなみに翌年のツーロンでロナウドを見てスゲー無意味に超絶テクニック使う選手だなと
思い好きになりかけましたが、その後マンUに入ったのはショックだったな。)
それまでまったくニューカッスルというクラブを知らなかったのですが、見始めてみると
何なんだこのイケイケなサッカーは!何なんだこのセントジェームズの雰囲気は!!
めっちゃ面白いじゃん!!!とこのクラブそのもののファンになってしまいジョーディーに
なってしまいました。
当時の選手を全員だと大変なので少し振り返ってみる(多少時系列はバラバラかも)と、
○監督 サー・ボビー・ロブソン →何より攻撃が好きなおじいちゃんでフットボールは娯楽、
観衆を楽しませなくてはいけない0-0より4-5で負けた方が
まだ良いといった攻撃命みたいなサッカーでした。
(この人が監督でなかったら好きになってないかも)
モウがバルサの通訳時代の時の監督だった人と言えばご存じの方も多いのかな?
○メンバー
GK ギブン →今のクルルも頑張ってるけど、自分の中では未だにベストはギブン
(今はヴィラにいるのかな?)
お笑い新喜劇DF陣のおかげで休まる時間が無く理不尽な程シュートを
浴びせられる(敵だけでなく時には味方からも)が、理不尽な程の好セーブを
するスーパーマン。
多分、M気質があるはず。(シュート浴びれば浴びるほどノッてたからな)
DF ブランブル →お笑い新喜劇DF陣の筆頭。ホントに面白かった。プレーは身体能力のみに
任せて(身体能力は凄かった)、ポカミスのレベルを超える程の守備の酷さ
(ホントにDFだよね??って何度思ったか)
彼がボールを持ったりプレーに関わると何をするか分からない面白さがあった。
(初め観た時は、何なんだと怒ってたんだけど、怒るのもバカらしくなる程で
段々逆に面白くなってしまった。)
ギブンとの迷コンビは最高だったな。無駄にギブンに仕事させてた。
ギブンはブランブルのおかげで評価高めたといって過言じゃない気がする。
MF ソラーノ →ペルーの英雄。彼のクロスはホントに正確だった。SBやらされたり、
最後の方はおじいちゃんに干されて、出場機会が無くなっていったりしたが、
文句も言わず(言ってたのかな?)熱いプレーで好きだったな。
ジェナス →通称JJ。当時は期待されてたよな。代表にも選ばれてたし。何かたまに凄いシュートを
決めてたイメージ今どこにいるんだ?(まだスパーズにいるのかな?)
スピード →プレミア最多出場記録を持つ(今も??)鉄人。体張ったボール奪取、たまのミドル等、
中盤の要だった。ただパスセンスは無かったと思うので、代わりにヴィアナをもっと
使って欲しかった。まだご存命なら、カッスルの監督をやって欲しかったよ。。。。
ダイアー →スピードの人。当時は凄い期待されてたんだよ。代表にも選ばれてたし。
一番のハイライトは前代未聞のチームメートのボウヤーとの試合中の殴り合いだろう。
ロベール →フランスの殺し屋。左足一本で何とかしちゃう人。この人も元フランス代表。
無茶苦茶な左足でハーフェーラインを越えればそこはもうシュートレンジ。
どんなに遠くてもこの人がFK蹴る時は、もしかして決めちゃうんじゃね??って期待感があった。
パワーだけじゃなくてコントロールショットも出来るしホントに凄い左足だったな。
ベラミー →ウェールズの悪童。ホントに早くて熱い人だった。シアラー先生との2トップが
自分が観た中ではベストの2トップだったな。スピードだけじゃなくて
シュートも意外と上手かったんだよな。
アメオビ →通称 THIS IS AMEOBI !!(金子さんのこのフレーズが好き)
観てきた中では長く在籍していた方だけど、プレーは正直よく分からない人。
弟のサミーもそうだけどアフリカン特有の変なリズムで何とかしちゃう人。
簡単なシュートは外すんだけど年に一二回凄いの決める印象。
金子さんが実況の時は、アメオビが何人いるんだって時があって面白かったな。
(多分、金子さんの中で好きすぎて黒人は全員アメオビに見えたんだろうな笑)
チェルシー戦でデザイーを背負ったまま決めたゴールが印象に残ってるな。
シアラー →言わずと知れた生きる伝説。エバートン戦だったかな?の
スーパーボレーが凄かったな!
特にドリブルとかテクニックはそんなに無いんだけど、気持ちとフィジカルを
全面に押し出してのプレーは好きだったし、ザ・プレミアって感じのCFだったな。
結構汚いタックルとかプレーもするんだよな(笑)
あのゴール後の右手挙げる姿がカッコよかったし、ジョーディー達の礼拝する
リアクションも好きだった。
まだまだ好きな選手もいるけどとりあえずはこんな感じ。
このサーボビーの時代はホントに良かったな。
当時は、結構代表選手も多かった期待された選手ばっかりだったな。
ヴィアナはこの選手層だったんで、あんまり出場するチャンスが無かったのは残念だったな。
(おじいちゃん、もっと使っても良かったんじゃないと今でも思う。)
ヴィアナが3年位して去ってしまった後も誰がというよりこのクラブ自体を好きになってしまったので
その後もずっと今まで応援を続けてます。
(その後のヴィアナも追ってましたが、残念な展開でそのままカッスルに居たらどうなってたのかな?
と今でも思います。ただ個人的にはブラガ時代が一番ヴィアナの幸せだった時間だったのかなと外から
見てる人間としては思います。)
小さくまとまるんじゃなくて大味な試合が多かったけど、少なくとも負けても応援したくなるチームだった。
お笑い新喜劇DF陣とかもハラハラしながらも、面白ながら応援出来てたな。
あの時代が懐かしいな。今のクラブは。。。って感じで悲しいよ。(早くアシュリー辞めて!!)
あれから十何年経ってるのか。早いなぁ。。
この様に、たまには演劇観劇以外も書いてみようと思います。
ニューカッスルファンの方いれば仲良く出来たらなと思います。