第27班 キャビネット公演Vol.3 『耳の奥で王様が笑う』Aグループ
〇2016年8月27日(土)
第27班 キャビネット公演Vol.3『耳の奥で王様が笑う』Aグループ @シアターミラクル
ー Aグループ ー
『30歳の制服デート』(30分)
タケルとミナミは今年で30歳になる。
付き合い始めて5年、同棲を始めて4年。
「大好き」は「明日何時起き?」に、
「愛してる」は「カレーあるから温めて食べて」に。
ある日、押入れの奥から掘り起こされた制服を発見し二人はマンネリ解消の為の制服デートの旅に出る。
【出演】
海老根 理(ガレキの太鼓)
平野えり
『文化の星よ、何処へ行く』(30分)
芸術の良さが分からない。
コンサートは寝る時間だ。美術館は税金の無駄遣いだ。
俺でも作れそうなものを「これは芸術だ」と言い張る。じゃあ芸術じゃないものって何なんだ。
芸術家の頭が分からない。理解出来ない。興味が無い。
それでもそれでも君が好き。
芸術家の彼女とサラリーマンの僕。
同じ屋根の下、日常がゆっくりと削られていく。
【出演】
深谷晃成(第27班)
山田岾幡哉
小島 望
岡 あゆみ
(以上HPより)
今度はAグループ、まずは『文化の星よ、何処へ行く』
なんか説明しづらい不思議な話しだったなぁ~
同棲している恋人達の話しで、芸術家の彼女とサラリーマンの彼が徐々にすれ違っていってしまい。。。って内容かなと。
彼が家に帰る前に寄る友達(?)の部屋があって、その友達とその彼女(外国籍)がいて
そっちの友達の方はファンタジーの展開が繰り広げられ
彼と彼女(リアル):友達とその彼女(ファンタジー)の対比が可笑しかったな。
終盤の死闘が下らなくて本当に面白くて好き!
あと外国籍の彼女が良いキャラで可愛らしくてとても良かったな!
何となく思ったことは、友達とその外国籍の彼女ってのは彼の頭の中の住人で
友達(彼女):外国籍の彼女(彼)ってことなのかなぁ~なんてのも思ったな。
あと個人的に前回のキャビネット公演のシスターの時にも思ったけど、深谷さんの芝居がとても好き。
何というか自然で嘘が無いっていう感じで凄く引き込まれる。
自分が観たことあるのはキャビネット公演だけで本公演は出てるのみたことないので
本公演でも出て欲しいけど、脚本・演出と大変だろうから難しいのかな。
『30歳の制服デート』
こっちの方は、タイトルのイメージと序盤のシーンから色物コント系なのかな~と
思いながら笑いながら観てたんだけど、徐々に様子が変わっていきグッと心を締め付けられるホッコリした話しで凄く良かったな~
2人芝居なんだけど、海老根さん平野さん共に自然で雰囲気あって凄く良かったなぁ~
最後も彼の良いキャラが伝わってくる最後で凄く良かったし可笑しかったな~
余韻が残る良い作品だった!