笑演劇好きの主に観劇感想日記(たまにレイソル、ニューカッスル等)

備忘録をかねた笑演劇好きの主に個人的な趣味の演劇観劇日記 あとたまにサッカー等(レイソル、ニューカッスル) *誹謗中傷は無い様に気をつけますが、学が無い為、不適切な内容やマズイ内容ありましたらご指摘下さい。 *ネタバレあります。

monophonic orchestra 9 『この町に手紙は来ない』

〇2016年9月3日(土)

 

monophonic orchestra 9『この町に手紙は来ない』@3331Arts Chiyoda B104

 

〇出演


大石 憲 (monophonic orchestra)
森崎健吾 (ぬいぐるみハンター)
野口オリジナル (ポップンマッシュルームチキン野郎/ECHOES)
岩崎緑

浅野千鶴 (味わい堂々)

 

〇あらすじ

この町には何もなかった。
町ですらなく、少しばかりの拓けた土地と、建材に使えそうな木々の生えた林と、以前この土地を打ち捨てた居住者が土中に放置した種芋があるばかりだった。
それでも二人はこの町に居を構えることにした。逃げ出した二人には他に選択の余地がなかったし、二人でいられさえすればどこでもいいと本気で思っていた。
心から、そう思っていた。

その五年後、凶報の使者がこの町にやって来た。
その五十年後、この町には正反対の性格をした二人の兄弟がいた。
その五十年後、この町は新しく興った産業のために沸いていた。
その五十年後、この町を取り囲む周辺地帯で紛争が激化した。
その五十年後、この町にロケットの夏がやってきた。
その五年後、この町の郵便局には一人の飾り字職人がいて、一人の少女がこの町を訪れた。

ある時代のある国に興った一つの町が、始まってからなくなるまでの二百と十年間の物語。


この町に、もうこれ以上、手紙は来ない。(以上HPより)

 

 

何度か拝見したことがある劇団さん。

今回、個人的に好きな岩崎さん、野口さん、浅野さんが出演されるってで

内容も面白そうで、これは観ないと!ってことで観劇。

 

6つの時代場面で紡がれるある一族と地球の物語。

物語が特にドラマチックに描くのではなく、淡々と紡がれるのが心地よくてとても良かったな~


時代毎に役者さん達が登場人物を見事に演じ分けていて芝居の幅が凄かった!

 

個人的には、岩崎さんと浅野さんが演じていた小学生コンビが可笑しくて微笑ましかった(笑)

 

あとは、舞台転換と美術も凄く印象に残ったな~

(数字と段々と増えていく額縁で時代の流れを表していて良かった)

 

ここの劇団さん何回かしか観たことないが、観たやつの共通して言えるのは、何というか誇張し過ぎる表現がなく、淡々と自然に物語に入り込める雰囲気があり、落ち着いて集中して観れる雰囲気が居心地が良く好き。

 

次回公演も観たいな!