第27班 キャビネット公演Vol.3 『耳の奥で王様が笑う』Dグループ
〇2016年9月3日
第27班 キャビネット公演Vol.3 『耳の奥で王様が笑う』Dグループ@ミラクル
ー Dグループ ー
『ハッピーエンドの君とバイバイ』(70分)
別れは他人同士であっても少しだけ悲しくなってしまいます。「早く忘れちゃいなよ」と簡単に言えるあなたのように、私はなれません。
明日もまた、あなたの事を想い続けています。
誰もが一度は感じた事がある「あの気持ち」を大切に大切に、この作品に収めます。
【出演】
七瀬ゆうな(第27班)
三上晃司
松永直子
ししどともこ(カムヰヤッセン)
椎谷万里江(拘束ピエロ)
新井千遥(ことのは box)
面白かったなぁ~
サイゼリヤのバイトを辞めるヒカル(ししどさん)の為にバイト仲間が集まり送別会をすることになった女子会の場面と街の小さな花屋で昔バイトで家庭教師をしていた教え子(椎谷さん)と出会う男(三上さん)の場面の2つの場面で進行されていく。
女子会の場面は単純に笑った。
小説の賞を受賞し作家になる為にバイトを辞めるネガティブなヒカル。
バイトの新人(新井さん)で喋り出したら止まらない思ったことをすぐに言ってしまうメグコ。
最年長でシングルマザーとして子育てしているユキ(松永さん)。
ヒカルと仲良しでサバサバしたキャラで何気に4人のまとめ役?のチアキ(七瀬さん)
この4名での女子会だったが、ヒカルのネガティブ+メグコの喋りたい時に喋るで話しがなかなか進まないし、話題もあっち行ったりこっち行ったりでユキとチアキが振り回されるって感じで実際の女子会ってこういう感じなのかもって思ったな(笑)
個人的に親近感があったのはヒカルでネガティブなキャラが好きだったな。
空気読まないメグコは傍から見てると面白くて良いけど、実際居たら苦手なタイプ(笑)
個人的に好きな俳優さんである七瀬さんのチアキも良いキャラで好きだったな~
あとポーズがめっちゃ可愛らしかった(笑)
椎谷さんと三上さんの場面は、始めはどういう効果なのか?どうなっていくのか?
女子会とどう繋がるのかって色々と考えながら観てた。
終盤にこの男はユキの旦那で妊娠直後に交通事故に会い8年間意識不明になっていて
花屋で働いていた物語は夢?ってことが分かり、2つの物語が繋がる展開へ。
(ちゃんと女子会で伏線を張っているんだけど、途中までは全然分からなかった。)
男は夢であったことを信じられず自分の場所はここじゃないと発狂し、ユキはそんな旦那をそっと抱き起して帰りましょうって感じのラストなんだけど。
旦那の発狂を聞いてる時の松永さんの表情が凄く印象に残る。
8年間も旦那が意識不明で恐らくちょっとは諦めていたかもしれない所で
目が覚めた一報を聞いて喜んだのに、ここは自分の居場所じゃ無いって旦那に言われてるのは、めっちゃ切なかったな~
観終わった瞬間は、切なく悲しい物語だなって感じたけど、段々と旦那が目が覚めたってことで、希望もある終わり方だったのかな?とも思ってきた。
タイトルから考えるとハッピーエンド(男と教え子が結ばれる)の君(教え子)とバイバイ(男が目を覚まして教え子とのことは夢?でもう会えない)ってことで、男にとってはやっぱり悲しい物語なのかな??
色々とこうだったのかな?こういうことなのかな?と考えさせられる内容で、とても良かったな!
個人的には今回のキャビネット公演Vol.3はCグループが観れなかった(Cの演目は昨年観劇)が、Aグループの「30歳の制服デート」が一番好きだったかな。
(過去含めれば、泣かないで、Y君が一番好きかな)
今回のキャビネット公演は、結構内容がバラエティに富んでてこういった作品もやるんだなぁ~と新鮮な感じがした。
次回のキャビネット公演も楽しみだな~
時間空いちゃったので内容うる覚えだし、内容纏まらなかったが楽しめた公演だった。