笑演劇好きの主に観劇感想日記(たまにレイソル、ニューカッスル等)

備忘録をかねた笑演劇好きの主に個人的な趣味の演劇観劇日記 あとたまにサッカー等(レイソル、ニューカッスル) *誹謗中傷は無い様に気をつけますが、学が無い為、不適切な内容やマズイ内容ありましたらご指摘下さい。 *ネタバレあります。

早大劇研“三ツ巴”企画公演集第二弾 「路地裏で犬を殺した」

早大劇研“三ツ巴”企画公演集第二弾
「路地裏で犬を殺した」@早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ

 

【作/演出】
井上瑠菜

【出演】
川久保晴
藪内健広
井上瑠菜

 

父が死んで四十九日。
図らずも十年ぶりに三兄弟が集まり、思い出話に花を咲かせるが、
「父は事故死ではなく殺害された」という言葉から話は思わぬ方向へ動き始める。
事故死か?殺人か?
切れかけた家族の“糸”を紡ぐ
ワンシチュエーションサスペンスコメディ(以上HPより)

 

早稲田大学演劇研究会の中で若手?の人達が3作品の演劇を披露して、その中のNo.1を決めようっていう企画公演(これで大体は合っているとは思う)

 

色々あって急遽観劇したが、本当に面白かったな。

 

ワンシチュエーションコメディの三人芝居で、とても良く出来た内容で、笑ったなぁ~。

設定や展開とかはよくあるコメディではあったと思うが、まず3人のキャラがそれぞれ魅力的で良かったし、舞台や小道具も味があったし、照明も綺麗だった。

セット、小道具の使い方も上手かったし、台詞や名前を使った展開とかも上手かったなぁ~

 

やはりこの劇で一番目がいくのが、川久保さん。

離婚した母親の方に引き取られた三女で、趣味が推理であることで父親の事故死に疑問を持ち、兄弟を疑うって役だったが、まずキャラが凄い!自然と目が行ってしまう存在感!一直線で引っ掻き回すだけ引っ掻き回して笑わされたし、ラストは感情移入してしまう程シリアスな良い演技だった!

 

薮内さんは、イケメンでチャラく、一番兄弟思いで、わざと軽い感じで場を収めようとしている感じが良かったし、チャラいツッコミも面白かったな(笑)

 

井上さんは、初めはしっかり者の長女役だったが、段々ボロが出て、天然で追い詰められていく感じが好きだったな。

 

3人それぞれキャラが違って、本当に良い3人組だったな。

 

個人的には、よくあるコメディと謳ってる劇団で笑える所は本当に少ないが、ここは普通に面白くて凄く笑った!(普通にお金取れる公演だし、自分は払ってでも観たいと思った。)

 

本当に良い内容だったので、次回作もあるなら観てみたいな!

(観終わった後に当パン見たので知らなかったが、井上さんが作演出だと分かった。また井上さんの作品があるなら観たい!)

 

そんなこんなで、急遽の観劇だったが、観れて本当に良かった。