笑演劇好きの主に観劇感想日記(たまにレイソル、ニューカッスル等)

備忘録をかねた笑演劇好きの主に個人的な趣味の演劇観劇日記 あとたまにサッカー等(レイソル、ニューカッスル) *誹謗中傷は無い様に気をつけますが、学が無い為、不適切な内容やマズイ内容ありましたらご指摘下さい。 *ネタバレあります。

GRIPPERプロデュース公演 『天満月のネコ』

2015年8月30日(日)

GRIPPERプロデュース公演 『天満月のネコ』@笹塚ファクトリー

出演
《teamMOON》
板橋直久、板橋康人、伊藤みさお、鬼束道歩、及川千彰、加藤広祐、片淵真子、金原沙亜弥
金山愛理、上口采香、金田一佳奈、小寺真澄男、小林沙和子、佐々木志乃、佐藤航、塩川海遊
郄橋喜和子、永井李奈、萩原成哉、湯本健一、百合香、吉田理奈、葭本未織、李賢宇


<ストーリー>
ある日、引越し中の飼い主の車の窓から逃げ出した飼い猫レグルスは、天満町に迷い込み、
偶然、囚われのメス猫ミヅキと運命的な出会いを果たす。
一目で恋に落ちたレグルスは、天満町に住む猫たちや、都会に暮らす様々な動物たちと
触れ合いながら、次第にたくましい大人の猫へと成長していく。
レグルスとミヅキの恋の行方は?
ボス猫同士の争いの終着点は?(HPより)


個人的に応援している葭本未織さんが出演されるとのことで観劇。

結論としては、やはり自分には合わなかったというのが正直な所。

ここは前回の犬のやつも観ているのだが、役者の方どうこうでなく、どうも自分には合わないみたいだな。

脚本?演出?雰囲気?何なのかよく分からないが、とにかく合わないからしょうがない。

どちらにも言える共通点としては、動物の抗争の話しで人間がまったく登場(今回は声のシーンはあったが)しないというのが、共通点なのかな?

動物物が嫌いなわけでは無いし、面白い作品もあるので動物物が原因じゃないなら、やはり人間が
登場しないのが原因なのかも?あとはどちらかというと苦手なミュージカル調だからかも。
あと単純な抗争がメインなのも物足りなく感情移入が出来ないのかも。


あとは人間のエゴがテーマにもなってたと思ってるが、それならちょっと前に観た
雀組ホエールズの「イヌジニ」の方が人間のエゴ、殺処分の問題に対してもっと深く描いていた
ってのもあるのかもな。

書いている内にやっぱり人間のエゴが問題に入ってるのに人間が登場しないのは痛い気がしてきた。
なんか薄く感じてしまった原因なのかもな。

あと動物物だと、先週観たダルカラさんのがもの凄く良かったっていうのも関係してるかも。
(比べるものじゃないのは分かってるが、比べてしまったな。)


個人的には合わなかったが、役者の方では、葭本さん、鬼束さん、佐藤さん、金原さんが印象に残った。

鬼束さんは、ワイルドな親玉役でボスって感じで強さがあったし、下剋上された時の悲哀や
息子や奥さんを思う気持ちとかそういうのが出てたと思う。

佐藤さんは、ストーリの進行役のポジションで上手く次に繋げてた。

金原さんは、ドブ鼠?役だったが、何というか危ない感が凄いして良かった。


葭本さんは、外来種のアライグマの娘役だったが、お父さんとのシーンで涙されるシーンが
特に印象に残った。(ホントに泣かれていてちょっともらい泣きしそうになった笑)
チケット落としたの気にされてたが、別にそんなに気にならなかったけどな。
あとは踊ってる姿観たのが初めてだったので、なんか想像してなかったから新鮮だった(笑)

舞台とは関係なくなってしまうが、今回初めて終演後に役者の方とお会いことになったのだが
やっぱり舞台上と普段で顔つきがガラッと変わるんだなと感じた。
なんか舞台降りると普通の人っていうか可愛らしいというか何というか
葭本さん結構、身長低いのが意外だった。
舞台上だとやっぱり大きく観えるんだなと感じたな。

とりあえずやっぱり役者の方とお話しするのは緊張する(笑)
なんか面と向かって素人の自分が専門家にあれこれ言うのも違う気もするから。
(まぁこうやって感想書くなら直接言えよ!って思うかも知れないけど笑)
まぁ直接会った際も演技は良かったと伝えただけなので、嘘は言ってないと勝手に自己肯定(笑)。
目の前で悲しい顔されてるのは、こっちも悲しくなるしな。

そんなこんなでちょっと残念ではあったが、個人的だが葭本さんにお会い出来たので良かったかなと。

まぁ役者の方どうこうでなく合わないものは合わないんだなと改めて思った公演だったな。